白峰ミウ

冬美の夫は駆け出しの画家、子供たちに絵を教えながらコンテストで賞を狙っている。ある日、アトリエに遊びに来ていたギャラリーオーナーの大島にヌードモデルを探して欲しいと相談された夫妻。聞けば絵が趣味の資産家が裸婦を描きたがっているそうで、大島としては何としても要望に応え顔を売りたいらしい。冬美の友達が引き受けてくれることになったのだが、当日体調不良でまさかのドタキャン。苛立つ資産家たちを前に大島は、冬美にモデルをしてくれと頼みこみ…

IT機器販売の営業に就いて早5年、仕事が出来ない僕は窓際部署に配属され、減給を食らいながらもダラダラと働き続けている。辞めたいと思ってはいても他に職なんてあるはずもなく…。そんな日々を送っていた俺の唯一の楽しみは上司である白峰さん。ある晩、先輩に仕事を押し付けられて残業していた俺は白峰さんとふたりきりに…。色んな鬱屈が溜まっていた俺は勢いで白峰さんを犯してしまい、以来…。

「あの女はなぁウチで派遣OLやるようなしみったれた女じゃねえんだよ。旦那はエリートでよぉ、美人で金だってわんさか持ってやがるんだ。なのになんで俺達みてえなやさぐれと働いてると思う？俺らを見下して、悦に浸る為なんだよ！一発ヤラせてもらったってバチ当たらねえよ！」左遷された社員達が会社の金を横領して偽りの社員旅行。そうとは知らずに旅行に参加したミウは…

「大島さんと不倫しています」僕が単身赴任中に妻から電話でそう告げられた。僕はあんなに毎日一途に愛を伝えていたのに…僕の上司と不倫していたなんて。いつから関係が続いていたのか…それさえも知らないし、知りたくもない。スマホ画面に映る妻は、大島に激しく突かれて快楽に溺れていた。僕はただ絶望するしかなかった。